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『バムとケロのにちようび』/選書者:おおぶ文化交流の杜図書館

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発行/文溪堂 作・絵/島田ゆか 東京デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒業。 パッケージデザインなどを経て、フリーに。 絵本に『バムとケロのにちようび』、 『バムとケロのそらのたび』、 『バムとケロのさむいあさ』、 『かばんうりのガラゴ』、 『うちにかえったガラゴ』などがある。 本の紹介/ 1994年に出版された島田ゆかさんのデビュー作『バムとケロのにちようび』。小型版も含め累計580万部を誇る人気絵本「バムとケロ」シリーズの第1作です。 おおらかで心優しい犬のバムと、やりたい放題がかわいいカエルのケロちゃんのとある雨の日曜日のお話です。バムが本を読もうと部屋をきれいに片付けていると、どろんこびちゃびちゃのケロちゃんが帰ってきました。お風呂にはいって、ケロちゃんもお部屋も何もかもがつるっときれいになったら、おやつをつくって、いざ本をとりに屋根裏へ。でも、そこにはガにねずみ、虫がうじゃうじゃ。バムはいつになったら、静かに本が読めるのでしょうか…。 また、物語はもちろん隅々まで細かく描かれた絵も魅力的。ソファの足がまさに足の形をしていたり、小さなテーブルが長靴を履いていたり、バスタブが犬の形だったり。ユーモア漂う家具がところどころに配置されているのも、見どころです。 レビュー記事/ https://edimart.jp/edimag/ichiran/p3267/ 本を選んだ人/ [名前] おおぶ文化交流の杜図書館 小倉明美 [肩書] 司書 [プロフィール] 愛知県・大府市にある「おおぶ文化交流の杜図書館」でチーフを務める。館長とともに会議に出席したり、人事や労務の役割を担ったりと業務責任者として図書館を運営している。

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