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発行/集英社
著者/マイケ・ファン・デン・ボーム
オランダで芸術療法の学位を取得後、各国でマーケティング、コミュニケーション、および販売部門に勤務。幸福度上位の国々で、計15年間滞在した後ドイツに戻るが、「幸福な生活(特に労働)を阻む諸要素」に直面する。以降、幸福というテーマに集中的に取り組み、各国で講演、執筆、コンサルタント活動を行う。
訳者/畔上司
ドイツ文学・英米文学翻訳家。東京大学経済学部を卒業後、日本航空勤務を経て、翻訳活動をはじめる。共著に『読んでおぼえるドイツ単語3000』(朝日出版社)、訳書に『5000年前の男』(文藝春秋社)、『ノーベル賞受賞者にきく子どものなぜ?なに?』(主婦の友社)などがある。
本の紹介/
世界各国の幸福度調査で低ランキングのドイツ。「なぜ?」と疑問に思ったアラフォーのドイツ人女性が、その答えを見つけるべく、上位の13ヵ国に行ってみることに。
各国の幸福学の専門家をはじめ、市井の300人の人々にインタビュー。本書では、幸福の秘密を「13の幸福の処方箋」として構成されています。
国ごとに幸福の基準は異なりますが、この本で世界各国の価値観に触れることで、自分にとっての幸福に気づけるかもしれません。「幸せとは何か」を考えるきっかけになる一冊です。
レビュー記事/
https://edimart.jp/edimag/ichiran/p2956/
本を選んだ人/
[名前]
堂原有美
[肩書]
株式会社WTOC(ウトック)代表取締役
[プロフィール]
愛知県出身。広告代理店を退職後、世界27か国をめぐり「幸福度と教育」の関係をリサーチ。2020年に「教室から世界一周!」プロジェクトを設立し、世界をつなぐ活動を行う。