original
発行/集英社
著者/石田勝紀
本の紹介/
著者は、20歳で学習塾を創業し、30年以上教育の現場に立ち、現在はセミナーや講演会活動で全国を飛び回る人気の教育専門家。「早くしなさい!」「ちゃんとしなさい!」「勉強しなさい!」は、マイナス効果100%の呪いの言葉。その3つを封印して、魔法の言葉がけで子どもの自己肯定感を育むコミュニケーション術を提唱します。
軸となる「10の魔法のことば」は、どれも短くてシンプル。使い方のコツページでは、どんなシーンでどのように使うのかを丁寧に解説しています。読んだその日からはじめられる実践的な内容です。
親の気持ちに寄り添いつつも、ときに厳しいアドバイスには、学習塾という教育の現場で、多くの親と子を見てきた著者だからこそ。ページをめくるたびに励まされている気持ちになるのは、魔法のことばがきっと、親の自己肯定感も高めるものだからだと思います。
最初は「いざおためし2週間」でいいとのこと。まずは、ぜひこの本をお手元に。
レビュー記事/
https://edimart.jp/edimag/ichiran/p2853/
本を選んだ人/
[名前]
甚沢里絵(じんざわりえ)
[肩書]
ライター、心を整えるノートレッスン主宰
[プロフィール]
書くことって、楽しい。それに、自分をご機嫌にしてくれるもの。幼い頃からそう信じて、ライターという職に就きました。現在は、「わたしも家族もご機嫌な毎日」をモットーに、暮らしと書くことを研究中。屋号はcacoute.(書こうと、書く音)。「心を整えるノートレッスン」を不定期で開催しています。https://www.cacoute-kakinotane.com