『また もりへ』/選書者:大塚亜依・編集者、ライター
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『また もりへ』/選書者:大塚亜依・編集者、ライター

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発行/福音館書店 文・絵/マリー・ホール・エッツ アメリカの絵本作家。1895年にウィスコンシン州の小さな町に生まれ、動物たちと親しんだ幼時から、のちに大きな影響をもらう。社会学と社会事業に関心を持ち、第一次大戦の頃からおもに子どもの福祉のために働いていたが、健康を害し、絵本を描き始めた。『もりのなか』『わたしとあそんで』『海のおばけホーリー』など作品多数。『クリスマスまであと九日』は、アメリカの絵本に与えられる最高の賞、コールデコット賞を受賞している。 訳/間崎ルリ子 児童文学翻訳家・文芸評論家。慶應義塾大学図書館学科卒業後、ボストンのシモンズ・カレッジ大学院で図書館学を学ぶ。その後、ニューヨーク公共図書館児童室に勤務。帰国後から2015年まで47年間、神戸市で私設児童図書館「鴨の子文庫」を開く。訳を手がけた本作は、同じ作者の『もりのなか』に続き、ロングセラーに。 本の紹介/ にぎやかな声に誘われて森を訪れた「ぼく」。動物たちが待っていて、腕比べが始まるところでした。それぞれが、「じぶんのとくいなことをやって、だれのがいちばんいいか」。さあ競争です!首を長く長くのばし、木の葉で頭が見えなくなるキリン。地面から石が飛び出すほど大きな声で吠えるライオン。宙を飛んで、木の枝からしっぽでぶらさがるサル…。モノクロームで描かれたやさしいファンタジーの世界が広がります。 そして、「ぼく」のしたある行為に動物たちは目を丸くするのでした。「これがいちばんいい!ほかのだれにも、これはできないからねえ」。 人だけに与えられた、かけがえのない素敵なもの。そして、子どもが子どもでいられる、またとない時間のきらめき。物語の最後には、「ぼく」を迎えに来たお父さんの言葉が、胸にぐっとしみわたります。なぜだか不意に涙があふれ出し、長い長い余韻を残す、味わい深い絵本です。 本を選んだ人/ [名前] 大塚亜依 [肩書] 編集者・ライター [プロフィール] 子どもの頃から本が好きで、言葉のもつ力に助けられてきました。編集の世界に入ったのは、本や言葉の近くにいたかったから。編集プロダクション「エディマート」に8年ほど勤め、今は子育てをしながら、フリーランスで編集や執筆の仕事をしています。本屋さんと図書館が大好きで、本とノートとペンを持って喫茶店で過ごすのが何よりの楽しみ(地味…!)。言葉の力を感じられて、元気や勇気やいろいろな感情をもらえる本、暮らしや仕事、生きることが楽しくなる本、子どもにも大人にも届けたい絵本などを中心にセレクトします。