発行/エクスナレッジ
作/アレッサンドロ・ビアモンティ
建築家でミラノ工科大学デザイン学部教授。2005年よりLab.I.R.Int(インテリアイノベーションリサーチ研究所)リサーチ・チームを運営。また、「Milano Design PhD Festival」の監修も担当。
本の紹介/
世界に数ある建築の失敗例のなかから注目すべき25例を、迫力ある写真とともに紹介。なぜプロジェクトをはじめる前に、このような未来を予測することができなかったのか──。
日本にもこういった失敗例はよくありますが、寂しさや哀愁を感じてしまうものばかり。こちらで紹介されている世界の廃墟は、「遺産」と評されているだけに、どれも今もなお輝こうとか、「朽ちてたまるか」と主張するような力強さにあふれています。
本を選んだ人/
[名前]
鬼頭英治
[肩書]
ディレクター/CEO
[プロフィール]
編集プロダクション「エディマート」代表。現在も高難度な仕事を中心にディレクター&ライティング業務を行いながら、基本的に社長業をがんばっています。だからこそ内緒ですが、若い頃はB級、サブカル、アングラものに傾倒。四十路になっても知的好奇心は衰えることなく、今だにカルチャー系、カタログ系や趣味開拓系の本を中心に読み漁りながら、ひらめくと同時に新たなホビーをはじめています。