original
発行/集英社
作/朝井リョウ
『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。12年に同作が映画化されヒット。2013年には『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者となった。
本の紹介/
森永製菓、ディオール、JT、JRA、アサヒビール、サッポロビール…といった有名企業から受けた執筆依頼に対して、実際に納品した小説やエッセイなど合計20作を収録。さらに、原稿の依頼内容と書き終えての自作解説も掲載されています。
「こんな難しいお題にどう応える?」とわくわくしたり、「そうきたか!」と朝井リョウさんのテクニックに拍手を送ったり。創作の裏側を知って、作家の“スゴさ”を体感できる商業小説のバイブルのような一冊です。
比較的短めの小説とエッセイがそろっているので、すきま時間にさくっと読めちゃうのも魅力です。
レビュー記事/
https://edimart.jp/edimag/ichiran/p1939/
本を選んだ人/
[名前]
水野史恵
[肩書]
ディレクター
[プロフィール]
編集プロダクション「エディマート」に所属。編集や執筆のお仕事をしています。好きな本のジャンルはエッセイ。ちょっとした幸せが垣間見えたり、疑似体験ができたり、時には書き手のダメさ加減に救われたり。忙しい毎日の中で一呼吸できるようなエッセイを中心に、書籍をセレクトします。