

発行/新潮社
著者/伊坂幸太郎
1971年、千葉県生まれ。2000年『オーデュボンの祈り』で小説家デビューし、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞。『アヒルと鴨のコインロッカー』『ラッシュライフ』『重力ピエロ』など、映像化されている作品も多い。ミステリー作品が多く、句読点の切れがよく、読みやすい。
本の紹介/
2008年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞を受賞。首相暗殺の濡れ衣を着せられ、逃走。過去の回想をしながら、少しずつ現在に繋がっていくところが面白い。堺雅人主演で映画化もされている。
本を選んだ人/
[名前]
礒永遼太
[肩書]
ディレクター
編集プロダクション「エディマート」に所属。編集者として、ガイドブックや大学案内、新聞記事の制作に携わっています。書籍は伊坂幸太郎と森見登美彦をはじめとした、ミステリーや偏屈なストーリー小説が好み。自分自身に子供が生まれてからは、絵本に興味津々。絵だけで引き付ける画力、文字の置き方、色づかいのメリハリなど、おはなし以外の見どころも多いと思うのです。ぜひ選書に共感していただけましたら。