SOLD OUT
発行/白水社
著者/オラフ・オラフソン
アイスランドの作家。イスランド語と英語の両方で執筆していて、『ヴァレンタインズ』は2006年のアイスランド文学賞を受賞している。
訳者/岩本正恵
翻訳家。主な訳書に、キャスリン・ハリソン『キス』、アンソニー・ドーア『シェル・コレクター』、ウィリアム・プルーイット『極北の動物誌』などがある。
本の内容/
「一月」から「十二月」まで、一年の各月の名前がつけられた12編の短編集。
タイトル名の『ヴァレンタインズ』は、日本語に訳すと“恋人たち”という意味ですが、甘酸っぱさはなくビターな話が詰め込まれています。恋人や夫婦の亀裂が描かれ、良い関係をつくるために必要なことは何なのか…。
海外文学特有のひんやりとした世界観に、どっぷりと浸りたい人におすすめです。
本を選んだ人/
[名前]
堀田裕貴
[肩書]
ディレクター
[プロフィール]
編集プロダクション「エディマート」所属。平成生まれの30代。仕事では紙・WEB問わず“文章”に関わるコンテンツ制作を行っています。はじめてきちんと読んだ小説は村上春樹の『ノルウェイの森』。それもあって、学生時代は村上春樹を中心とした文学作品に傾倒。大人になってからはノンフィクション、ビジネス関連の書籍をよく読むので、仕事や私生活のヒントにつながるような本をセレクトしていきます。