発行/福音館書店
作/西内ミナミ
1938年京都市生まれ。大学卒業とともに博報堂にコピーライターとして入社。1965年に堀内誠一氏の薦めで『こどものとも』(福音館書店)5月号に『ぐるんぱのようちえん』を執筆。以降、ロングセラー絵本となる。
絵/堀内誠一
1932年東京都生まれ。父の図案業を継ぎ、1948年伊勢丹宣伝部入社。以降、アドセンターを経て広告やエディトリアルデザインを担当。絵本作家、挿絵画家として活躍する一方、『anan』、『POPEYE』、『BRUTUS』のアートディレクション、ロゴデザインを手がけたことでも知られる。
本の紹介/
ひとりぼっちでさみしく暮らしてきたゾウのぐるんぱ。見るに見かねたジャングルのゾウたちは、ぐるんぱを働きに出すことに。町に出てはりきって仕事をするも、失敗ばかり。それでもめげないぐるんぱ、彼の行き着く場所は──。
いろんな仕事でいろんな失敗を重ねるぐるんぱ。しかし最後には、その失敗があったからこそ大きな笑顔に。やさしい大逆転劇はココロをあたたかくしてくれます。
本を選んだ人/
[名前]
鬼頭英治
[肩書]
ディレクター/CEO
[プロフィール]
編集プロダクション「エディマート」代表。現在も高難度な仕事を中心にディレクター&ライティング業務を行いながら、基本的に社長業をがんばっています。だからこそ内緒ですが、若い頃はB級、サブカル、アングラものに傾倒。四十路になっても知的好奇心は衰えることなく、今だにカルチャー系、カタログ系や趣味開拓系の本を中心に読み漁りながら、ひらめくと同時に新たなホビーをはじめています。